「君の名は。」を観てきた


やっと、やっと新海誠監督の最新作の「君の名は。」を観ることができた。
その感想を残しておこうと思う。

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(以下ネタバレ含みます。)

まず、やっと観ることができたというのは、あまりにも人気がありすぎて、近くの映画館で予約しないと観られないくらい人気だったからだ。
この映画館は結構人が入るのだけど、ここまで人気だったのは初めてみた。

実際、興行収入が凄いらしい。

[blogcard url=http://www.cinemacafe.net/article/2016/09/03/43168.html]

ついこの間シンゴジラすげー!ってなってたのに。

今回の作品は、ファンタジーだ。
今までの監督の作品でもファンタジーがメインだった作品はいくつかあるし、同じように恋愛も描かれていたのもある。
「ほしのこえ」でも携帯電話のメールがキーになっていて、今回の作品でもiPhoneのアプリがキーになってた。
また、「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」でも描かれたように、東京の風景や電車などがリアルに描かれていた。

その中でも僕が一番良いと感じたのは、やはりラストだった。

一度彼女が彼に会うために東京に行き、偶然にも主人公に出会う。
しかし、それは3年前の出会う前の彼だったため、彼女のことを知らなかった。
彼女はそれで失恋したと同様の気持ちになってしまう。

そして、5年後。

また偶然にも彼と彼女は電車で出会う。
そして、石階段ですれ違う。
きっと、彼女は彼に気がついていた。なぜなら手のひらに「すきだ」という文字が書いてあったから。
彼はたぶんきっとそうだろうとは思いつつも、彼の手にはマジックで一本線があっただけで断片的な記憶しかない。だから彼女に声をかけるかを躊躇する。

就活もうまくいっていない、自信の無い彼。
石階段を登る際いに一度彼はそのまま通り過ぎようとする。
だけど、振り返って声をかける。
彼女は一度彼に「おまえ誰」と言われてしまったけれど、やっと彼と出会うことができた。
彼にとっては5年前だけど、もし彼と彼女が同じ学年なのであれば、彼女にとっては8年前の話。そして「君の名は。」と聞いて終わる。

この時間軸の話は新海誠監督の作品ではよくある。
最初観ると「え〜」って思うくらい時間が進んでることがある。アニメじゃあまり無いよね、こうゆうのって。
「秒速5センチメートル」でも小学生から、社会人まで進むし。
「ほしのこえ」なんてとんでもない時間差の話だし。

あと、先輩の話も中々に良かった。
バイト先で人気のある先輩。
彼女が入れ替わることで、仲がよくなっていき、デートまでこぎつける。
しかし、先輩に彼が既に彼女のことが好きになっていることがバレてしまう。
先輩も彼のことが好きになりつつあったのに、別の女の子に奪われてしまった。
そこで、彼が彼女に会いに行く時についていった。
どうやってそうなったかは分からない。友人が話とかってなってたけど、実際だったらどうなんだろう。普通いきなりついていかないよね?
って思うと、先輩は噂のメル友とかいう女の子を見に行ったんだと思う。
旅行の体(てい)で。
そうしたら、既に亡くなっている女の子の話だったというから、先輩はいずれにしても勝てない相手だと思ってしまったのかもしれない。

結局、5年後先輩は仕事でこっちにきたからついでにという体(てい)で彼に会った。
他の人に会ったのかは分からないけれど、多分彼にだけ会ったのではないだろうか。
そして、左薬指の指輪を光らせながら「瀧くんもしあわせになって」と言った。
「も」という所にポイントがあるのだろうなと思う。先輩も失恋して、別の人を好きになった。
だから、彼にも幸せになってほしくて、諦めたらという思いが会ったのかなと感じた。

先輩の声は長澤まさみさんだったけれど、この人もうまいなぁと思った。
妖艶さというかエロさというか、そうゆう所の表現力が凄い。映画「モテキ」でも不倫役やってたのを思い出した。

そう言えば脇役として「言の葉の庭」の雪乃先生が出演していたのは驚いた。
しかも声優も同じだという。これはファンにはたまらない演出だったと思う。

いやはや、素晴らしい作品だった。
今までCM含めて全ての新海誠作品を観てきたけれど、その中でも一番好きな作品になった。
やっぱりハッピーエンドのほうが僕は好きだし。
「言の葉の庭」以外でちゃんと成就したのって初めてだっけかと思う。他は割りとふわっと終わらせてたり失恋の話だったりするし。

あと、新海誠監督作品を観ると、東京が好きになる。日々の出来事が美しく見える。兎角東京の良さが見えるようになる。

アニメはちょっとなぁと思う人も是非観て欲しい。
そんな作品でした。
※ちなみに彼や彼女がいるならその人と行ったほうがイイと思います。