こんにちは、いなむーです。

今弊社では、新卒の人たちが研修に精をそそいでる真っ只中です。
そんな中、新卒の一人がこんなブログを書いておりました。

[blogcard url=http://asuforce.hatenablog.com/entry/2016/06/29/230039]

やる気に満ち溢れた内容で素晴らしい限りです。
そして、その中で「インフラエンジニアになりたい」と書かれておりました。
全くやったことない領域だからというのが理由だそうで、知的好奇心にはただただ驚かされます。

そして、上記を見て、なんで自分がインフラエンジニアになろうと思ったのだろうかとふと考えたので、少し振り返ってみました。

ことの発端は第二新卒で入社した会社にあります。※最初に入社した会社はサービス業でした。
そこでの最初の配属は大手ISPのSOHO向けサービスのカスタマーサポートでした。
そこでは、インターネット接続、メールソフトの使い方、DNSサービス、Webサービス、CMSサービス、ショップサービスなど多岐にわたるサービスを展開しており、それらのサービスのサポートを実施しておりました。
そして、その後しばらくしてから海外のP2Pのリモートアクセスサービスのリリースに伴い、同じクライアント内で異動となり、サービスリリース業務に携わりました。
サービスリリース業務では、サービス仕様の把握、日本語化に伴うサービスのテスター、バグの報告、ブロガーミーティングなどなど沢山の業務を経験することができました。

これらの業務を通じて、ホスティングサービスのカスタマーサポート業務経験やP2Pサービスのネットワークを学ぶうちに、インフラエンジニアになろうと思ったのでした。

その後、少し紆余曲折ありつつ、インフラエンジニアになったわけですが、上述の通り最初からインフラエンジニアを目指してたわけではありませんでした。
事実、第二新卒で入社した会社の選考当時、他にも基幹系開発会社、ネットワーク系会社の内定を頂いてました。
しかし、本当に自分がやりたいことが「これだ!」っていうのが見つかっていなかったので、専門性を高めるのではなく、汎用的知識を学ぶことにしたのです。

もし、基幹系開発会社に入っていたら、今頃開発者だったかもしれないし、全然別の会社にいたと思います。
結果として、これが良かったのか悪かったのかは分かりません。

ただ言えるのはインフラエンジニアになって後悔したことはありません。
深夜作業もあります。
障害があれば、目の前の作業全て止めて対応しなければなりません。
サーバーを利用しているユーザーさんから直接感謝されることは殆どありません。応答速くて最高のサーバーだよ!とかエンジニアでない限り言わないですよね。。

それでもインフラエンジニアはやってて楽しいのです。
サービスの稼働に直結する仕事が日常茶飯事なので、やりがいも沢山あります。

どんな配属になるかはわかりませんが、ぜひ新卒氏にもインフラエンジニアの面白さを体験してほしいなぁと思ったのでした。

以上。

カテゴリー: Tech