もう一つの視点

昨日の飲み会でこんな事を言っているオジサンがいた。

「現実を見ていると辛い」と。

突然ヘビーなカテゴリをジャブのように繰り出してきて、こちらのオジサンも困ったのだけど、現実を見据えるのが辛い時があるのはまぁ分かる。
それは誰でもそうだと思うし、そこにどうやって向き合うかは人それぞれだ。

僕の場合は「現実をちゃんと見る」というのと、「全く見ない」という視点を持つようにしている。

要は現実逃避をするという話。
ただ、逃避してばかりいると、より辛い未来が見えるのでどこかでちゃんと見る瞬間は必要だと思ってる。
僕の現実逃避は音楽が一番大きいかもしれない。

音楽に対しては真摯に続けていきたいという強い思いがあるので、そこに現実は持ち出さない。
もちろんバランスは取るけれど。

スタジオ入ってファズを鳴らしてる時に、将来のことを思い浮かべながら演奏するやつは狂ってると思う。
そういったことを何も考えない瞬間があると、現実逃避の後は現実をちゃんと見ようとすることができるのでは？と感じる。

そんなどうでも良い話しを、新卒2年目氏にするくらいおっさんになってしまったのだなぁと現実を実感してしまった飲み会だった。
今それを思い出して、年齢という現実が見えたので、ジミヘンを思い浮かべながら歯でギターを弾いて寝ることにしよう。