今日参議院選挙の投票に行った。
この歳ではじめて投票した。

午前中、息子を公園に連れて行ったのだけど、うだるような暑さにやられ、30分で切り上げてしまった。
その後昼寝して、奥さんが臨月の友人と会うとのことだったので、息子と二人になった。

昼寝から起きた後、散歩しながら投票所に向かったのだけど、午前中の暑さは和らぎつつ、夏らしい暑さが肌に刺さった。

私が選挙に行こうと思ったのは、単純に政治に興味が湧いたからだった。
他の人みたいに強い意志があるわけではない。

子供が出来て、区の施策や国の政策を少しでも理解出来ればと思い、池上彰さんの本を数冊読み漁り、やっと投票する気になった。

それまでは、政治に興味が無い、投票しても変わらない、誰かが投票して決まった多数意見が最も民主主義らしいなどと思ってたので、投票券がきてもすぐに破り捨て去っていた。
そもそも、投票に行くくらいなら土日ゆっくり体調を整えるか勉強する方が自分に有益だと思ってた。
だから、10代の人たちに選挙権が付与されても投票しない人の方が多数だろうし、その理由が如何にくだらなかったとしても私は批判しないし、それは仕方ないよねって思う。

自分の将来も見えてないのに原発の話とかされてもねぇ。
自衛隊に入っているわけでもないのに憲法9条の話とかされてもねぇ。
子供いないのに保育士の給料の話とかされてもねぇ。

まぁ本当にそう思う。
将来を考えてる若者も多数いるだろうし、実際に投票にいってる人もいるだろう。
そんな若者は賞賛されるべきだし、自慢しなくてもいいけどちゃんと考えてるんだって思って良いと思う。
もし、今回投票しなかった若者がいても、蔑むことは無いし、深く考える必要も無い。

ただ、もしかしたら将来の自分が私のように考えが変わるかもしれないと思ったら、少しだけスマホでググッてみたり、Twitterを眺めてみると良いかもしれない。
自分が投票したいなって思った時、強い意見がなくても仕方がないと思う。
投票すれば変わるとか言うけど、確率論から言ったら、現状のままでいきなり変わることなんてあり得ない。

それでも若いうちから将来について何か考えようとしていくと、その行動が自分のためになるのは間違いない。
その延長で投票に行くことになったら良いかもしれない。

私は大人として間違っているかもしれないけれど、理想ばかり追っててもしょうがないと思う現実主義なので、出来ることからはじめていこうねってそんな気持ちである。

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