池上彰さんの書籍シリーズです。
過去に読んだ書籍と重複する題材もいくつかありましたが、お陰で理解度が深まったように思えます。
とくになぜバブルが起きたのか、リーマンショックとは?サブプライムローンとはなどがわかりやすく説明されています。
「池上彰のこれが世界のルールだ!」も読みましたが、ここでも同様の内容がとりあげられていますが、「やさしい経済学」の方が詳細が書かれているように思えます。

この本を読んでみると、何故あれほどまでにと東京オリンピックを誘致したかったのかがなんとなくわかる気がします。
バブル経済は30年に一度起こっているようです。
日本のバブルといえば1990年前後、それから丁度30年後が東京オリンピック開催年周辺になります。
東京オリンピックが開催するのが決定している今、東京では建設ラッシュがはじまってます。

サブプライムローンもバブルも、いずれも住宅の過剰な高騰により引き起こされているものです。

東京オリンピックによってデフレ改善を期待しているのかも?とか、また住宅バブルは引き起こされるのでは?とかこの本を読んで、少し考えるようになりました。

だからと言ってすぐに何ができるわけではありませんが、将来マイホームを買おうと考えた際に、学んだことを活かせればなと感じました。

以上。

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