今までの話
私は今の会社でリモートワークで働くにあたり、ゼロトラスト環境の設計構築プロジェクトに参画したのもあり、ちょっとばかりデバイスが多い環境で作業をしていました。
※壁紙は年明けに行ったふもとっぱらキャンプ場でのソロキャン時の写真
なお、モニターは当時のプライムデーかなにかで購入したLGの27UD58という4K27インチディスプレイです。35000円程度でした。
これに加えて、M1 Macを検証していた時期があり、どうにもならなくなったのがあってこのような環境になりました。
PC種類 | 仕事orプライベート | ディスプレイ接続 | 使用頻度 |
---|---|---|---|
MacBookPro | 仕事 | HDMI(切替器) | 高 |
Surface Pro | 仕事 | HDMI(切替器) | 低 |
MacBookPro | プライベート | HDMI(切替器) | 中 |
X300 | プライベート | DPケーブル | 高 |
こだわりポイントはKVMで、キーボードとマウスはそれぞれ1台で接続切り替えしたく、下記KVMを導入していました。
4台接続できる優れものなのでそこそこのお値段がします。また、すべてケーブルを接続する必要があったので4台全てに接続しており、MacBookProは2台ともUSB-Cハブを接続していました。
あと、4Kで60Hz出力ができるHDMIケーブルを買ったりしてました。
この環境に慣れてずっと作業をしていましたが、コロナもまだ収まる気配も無いし、リモートワークをもっと快適にしたいし、人々がワイドディスプレイいいぞーっていうツイートするのを見ていて、確かに4Kで1:1に使うよりも、ブラウザ1のVSCodeを2の比率にできると効率が良いのでは?となって思い切って購入することにしました。
ちなみに、デュアルディスプレイよりも1台にしようと思った背景として、もともとデュアルディスプレイにしていた時期がありましたが、デュアルはGPUの負担がデカく、接続も安定しないところに不満があったのでやめてしまいました。
また、外付けGPUという解決方法もありますが、こちらも不安定な部分があるようなのでデュアルよりもシングルにすることにしました。
ワイドディスプレイの候補
一番最初に検討したのはこちらDell U4021QWの5K2Kディスプレイ。お値段なんと233,800円!!!
https://amzn.to/3seKV0q
諸々理想的でしたが、お値段が理想的じゃなかったので諦めました。
次に検討したのはこちらの5K2Kディスプレイ。こちらもお値段16万!!!
https://amzn.to/3CKmmwX
Twitterでオススメされたので検討したのですが、4Kディスプレイでも4KじゃなくてWQHD相当の解像度で使っていたので、お値段見て悩んだ結果諦めました。
次にまたTwitterでオススメされたのがこちら。
Dell P3421W 34.14インチワイドモニター。お値段は約69000円。
入出力ともに申し分無かったのと、何よりお値段が安い。
色々みた限り、サイズは私の場合は34インチ程度がちょうど良いと感じたのと、10万前後を予算としていたこと、あと重要なポイントとしてUSB-Cで接続ができること、ワイドで曲面であること、すべてを満たしているうちの数少ないディスプレイがこちらでした。
結果、おすすめされたその日に購入をしました。
準備
さて、購入をしたのは良いですが、懸念が一つありました。
それは4台全部接続ができるかということ。
今までKVMを別で使用していたので同じように接続すればできるでしょう。
しかし、それだとUSB-C接続のメリットが薄れてしまうので、考えた結果USB-Cの切替器を探しました。
残念ながらAmazonでは見つからず途方にくれていましたが、ハッと思いつきAliExpressを覗いてみたらやはりありました。
評価を読んでも良さげ、お値段的にも4000円程度でいいじゃん!と思ったのですが、到着が10/1となっていて、そんなに待っていられなかったので初めて特急便でプラス3000円くらいの課金をしました。
今までは有料の配送サービスを選んでこなかったので、AliExpressって忘れた頃に到着するイメージでしたが、普通に1週間くらいで届いたので感動しました。
家で試したところ、別の問題が。
家に眠っているUSB-Cケーブルのどれもが3.1Gen2のものが無く、説明書にはGen2でつなげの文字が。
中途半端なケーブルで失敗するのも嫌だったので、USB-C3.1Gen2ケーブルを別途2本購入することにしました。
PD対応はもちろん、3.1Gen2だと10Gbpsで転送できるのとか胸熱です。
なお、お値段一本2000円x2で4000円。。
あとは、今まで買ったものでなんとかなるだろうと思ったのですが、ディスプレイ到着後に別の問題も。
ディスプレイの到着
注文をしたのが8/2で、届いたのは8/11でしたので、当初書かれていた2週間かからずに到着したので驚きました。
届いて思ったのが「で、でかい!?、、、いや、思ったほどでも無いな?」でした。
4Kと比べると縦が少しだけ小さいので、ワイドなところがデカイだけかなという感じです。
上記から頑張って全部解体しました。なお、ディスプレイアームには年末のセールで買ったAmazonBasicのアームです。
これにノートPC用のアタッチメントをつけて使用していました。
エルゴトロンのOEMらしいので安定性と使い勝手は抜群ですね。
セールで16000円くらいで買いました。
さて、先述の通り、今までノートPCを乗っけていたのですが、アームの幅的にワイドディスプレイを設置したらノートPCは載せられなくなりました。
さて、どうしたものかな〜と思っていたら、そういえばX300はVesaマウントできることを思い出したのでアタッチメントをつけることに。
ディスプレイの設置後
なんていい感じに!!
使い勝手を失うことなく、かなりスッキリしました。
以前電源を太らしてしまって交換になったので、クラムシェルモードはやめていたのですが今回は復活させました。
もともと使っていたKVMはUSBホストとしてキーボードとマウスを接続するのに使用しています。
USBのアップリンクポートがディスプレイに備わっているので、KVMをそこにつないでいます。
HDMI入力にHDMI切替器をつないでいるので、そこにつながった端末とDPケーブルでつないでいるX300はKVMにつないでいます。
USB-Cは言わずもがなですが、USB-C切替器につなぎ、P3421WにあるUSBのダウンリンクポートにUSBハブをつなぎ、そこに固定デバイス(キーボード、マウス、USB接続のイヤフォン端子)をつないでいます。
ぐちゃぐちゃするので、ボタン系はUSB-C以外は裏面に両面テープで貼り付けました。
結果として、4台はすべて一つのキーボードとマウスで操作ができるようになっていて、MacBookProはUSB-C切替器で切り替えられて、SurfaceProとX300はディスプレイの切り替えボタンで切り替えられるようになりました。
ディスプレイの使い勝手
はい、これ見て。最高。
まさに想定していたブラウザ1のVSCodeの2の画面配置ができています。
今まで1:1でやっていたのがVSCodeも2画面できているので効率性が格段に上がります。
※画面の配置は今までShiftItを使ってましたが3分割しづらそう?だったのでRectangleに変えました。Ubuntuはquicktileがそこそこ良さげでした。
Youtube見ながら、コード書いて、Twitterも見るみたいなこともできそうです。
解像度
これは実は最初だけあれってなりました。
WQHDで使っていたはずではあるのですが、最初だけ違和感があります。
ただ、最初だけですね。使用には全く問題ありません。
ワイド画面対応のなにか
PrimeVideoを見てみたのですが、シネマサイズは限られるようで、ワイドディスプレイの恩恵は少ないかもしれません。
ただ、没入感は高いです。
あと、Youtubeだといくつか、シネマサイズの動画があってこれは中々見応えがあります。流しておくだけでもオシャレな気持ちになる。
その他
P3421Wにはピクチャーインピクチャーという、別々のディスプレイ入力を表示することができます。
ただ、キーボードはもちろん片方だけになるので、あんまり使い勝手ないかなーと思ってました。
しかし、有効活用する方法を見つけてしまいました。
ちょっとわかりにくいですが、左側はX300で右側はNintendoSwitchです。
つまり、PC見ながらゲームができます。
これだと攻略サイト見ながら進めたり、ちょっとした休憩にゲームを再開することができて最高です。
まとめ
総じて、ワイドディスプレイはかなり良いお買い物になりました。
デスクの上もスッキリしてとても満足しています。
お値段もビックリするほどではないので、P3421Wはとてもお手頃なので、ディスプレイ変えたいな〜なんてお悩みの方にはオススメです!
音声環境はBluetoothなのですが、これもいずれ変えていきたいと思っているのでアップデートしたらまた書きます。
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