2012年の東工大で池上彰さんが講義を行った時の題材を、書籍としてまとめた本です。
少し古い内容ですが、当時の政治や経済の内容がわかりやすくまとめられております。
元々東工大生向けということもあり、幅広い年齢層でも受け入れやすい内容となっているかと思います。

私が一番印象深かった内容としては、「終戦日がいつか?」という質問に対し、東工大生が9月2日であるという回答をしていたことです。
一般的には8/15に敗戦放送をした日が終戦日だと思われがちですが、実際にはポツダム宣言を受領し、調印した9/2が正しいようです。
リーマンショックについては、他の書籍でも何度も出てきているので理解は早かったですが、アラブの春という民主化運動については、なかなか中東の政治に疎いため大変難しく感じました。

もう少しこの辺は他の書籍やニュースなどを踏まえて、理解を深めていきたいなと感じました。

以上

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