24日の21時頃、奥さんから「おじいちゃんが倒れた」と言われ、戸惑っていると妹から電話がかかってきた。
祖父が危篤になったと言われて、ほとんど着の身着のままでバイクで実家の埼玉まで向かうことに。

元気だった祖父は出先のトイレで脳で血栓が詰まって倒れ、病院が手術と薬で血栓を除去するようにしてくれたが脳ヘルニアを発症し、倒れてから一日半で亡くなった。

祖父は83歳という高齢にも関わらず、スマホやPCを使っていろいろなことにチャレンジしていたし、毎年私の誕生日にはLINEで連絡をくれていた。
私は幼少の頃に祖父母と長いこと暮らしていたし、高校や大学の費用も出してもらった。

とても元気で83歳とは思えない祖父があっという間に亡くなってしまい、今から一週間前はまだ生きていたのが信じられない。
近い身内を亡くしたのは初めてで喪失感が大きいが、事故ではないし、80歳をこえてもなお車を乗り回して色々旅行にでかけていたことを考えると、満足して亡くなったのではと思い、気持ちは落ち着く。

先月久しぶりに帰省しようとしていたが、子供と自分が風邪をひいてしまい、そして緊急事態宣言になり、結果会うことなくお別れとなってしまった。
後悔が無いといえば嘘になるが、もうどうすることも出来ない。

酷く悲しいし、これからこういったことが何度か訪れることを考えると中々厳しいものがあるが、前を向いてしっかりと生きていこうと思う。
それが祖父に対する最大の供養だろう。

カテゴリー: Daily