妻から2年位前に渡されて、やっと読んだ本です。
カイジを題材に、経済学の観点から、お金に対する防御の仕方が書かれています。
経済学の観点とはいえ、漫画のカイジで例えられているので口語的な表現が多く、大変読みやすいです。
250ページほどありますが、早ければ1〜2時間程度で読み終えてしまいます。

また、借金をすることや、クレジットカードを使うこと、投資や利子、利息などの考え方に対するリスクがわかりやすく書かれており、知っているような気がしても改めて読んでみるとなるほどと思うことばかりでした。
最後の章で、専門的な知識を得ることも大事だけど、世の中の変化に対応できるようになることが大事であることが書かれており、大変目からウロコでした。

エンジニアである私にとって専門性を大事にしていくことには代わりはありませんが、それだけではなく、IT業界という変化の激しい世界で、対応していけるような知識を身につけていくことも大事であるということを改めて認識させてくれた素晴らしい本です。

世の中お金を増やすことばかり書かれている本が多い中、お金のリスクについてを中心に書かれた本で、とてもためになるのでおすすめです。

以上。

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