概要
もともと興味のある領域ではあるものの、諸々勉強不足であると思っていたが、言語化出来ていないのでどういったことを学んでいくと自分に向いている領域なのか否かを知りたかったので視聴することにした。
配信当日は忙しくてリアルタイムで視聴できなかったので、今日観たメモと感想。
動画メモ
- CTO motemen さん
- engineerが30人くらいになってシニアエンジニアを定義して、ラダーを設定
- engineerが45人でテックリードを定義
- engineerが60人でデリバリーリード(スクラムマスター的なふるまい)
- engineerが80人(現在)
- 初期には不可視あった役割を発見、分化し、組織としての形を作って今がある
- いい形になった感覚はあるが結果はこれから
- yigarashiさん
- デリバリーリード→シニアエンジニア→テックリード
- エンジニアリングマネージャ/プロダクトマネージャのための知識体系と読書ガイド
- デリバリーマネジメント、テクノロジーマネジメント、ピープルマネジメント、プロダクトマネジメント
- EMになりたいと思ったきっかけ:総合的に思考するのがおもしろそう
- EMという看板よりも4領域にアプローチするロール
- デリバリーマネジメント
- バリューストリームに着目する
- スクラムなど実績のある手法に頼る
- ピープルマネジメント:1on1, コーチング, ファシリテーション
- テクノロジーマネジメント
- 普遍性の高い良い状態を知る(リーダブルコード、Clean Architecture、The Twelve-Factor App
- 自分のプロダクトをよく読んで理解する
- 未来の計画を考える(めちゃくちゃでも構わないから考えることからはじめる)
- 目の前の仕事を題材にする
- 巨人の方に乗る
- shimobayashiさん
- いい感じにするステップ
- 情報収集、課題発見、課題管理、課題解決
- 情報収集
- プロダクト開発のメンタルモデルに沿って
- 人員、お金→施策→企画的作戦、技術的作戦→企画的戦略、技術的戦略→売上→MVV
- アイゼンハワーマトリクスに当てはめて課題の管理
- 解決法の見つけ方:世間や他チームとのギャップに着元するとヒントが見つかることが多い
- しかし、解決法だけを真似るのは危険
- k-murakami0609さん
- EMになりたくないけど、やっている人/EMになりたくにけど、やらされている人
- カクヨム、魔法のiらんど
- コスパの良い部分から
- システムだとCIやLint
- チームだとレビューやドキュメンテーション
- EM:裁量が大きく、ジェネラリストにはマッチしている
- チームの性質は所属する個人の性質による
- プロダクトの成長は人の成長が大事
- エンジニアとEMを両立をしてもよい
- TLとEMの両立は難しい
- エンジニアかEMか迷っている人は(はてなのような体制の場合には)どっちでもいい
- EMとエンジニアはやっていることは違うかもしれないけど、チーム改善って視点から見たらシームレスだなと思った
感想
- 総体的に、EMを目指す人、EMがどういったことをやっているかを知りたい人、EMがどんなことを考えいているか気になる人、EMになりたいわけじゃないけどそういった立場になるかもしれない人全般におすすめしたい動画だと感じた
- エンジニアのラダーがしっかり構築されている印象なので、将来どのロールを目指していくかがわかりやすそうな組織体制に見えた
- 体制がしっかりしているが、EMのスタンスは全く異なるものの、どの方も思慮が深く、はてなのエンジニアリング力の高さがEMというロールからも伺えた
- EMに限らず、リーダーをやる際にも参考になる情報が多く、いくつか真似してみたいこと、深く学びたいと思ったことがあった
- 組織として、それぞれの方の個性を活かしつつ、EMというロールをあてているように見受けられ、これからエンジニアとしてEMやリーダーを目指す人には大変参考になる内容だった
- 個人的に気になったキーワードとしては、4つの領域、1on1の手法、アイゼンハワーマトリクス、チームの性質は所属する個人の性質、プロダクトの成長は人の成長が大事といったあたり
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