概要#
先週、大阪万博と京都旅行に行ってきた。
自分の備忘録とこれから大阪万博に行こうと思っている人もいるだろうから、少しでも役に立てればと思い、久しぶりにブログに書くことにした。
なお、有休期間中の平日なので家族とは行かずに私一人旅だった。
大阪万博の事前準備#
事前に行ったのは、チケット購入とチケットの印刷とアプリのインストール、事前予約。
チケットは何度も係の人に見せる必要があるので、スマホのスクリーンショットを撮影しておくと良いと思う。
小さいことだが、スクショを写真系アプリから探すのは写真で埋もれるので、私はiPhoneのファイルアプリでフォルダに投げて常にそのファイルアプリからスクショを見せるようにしていた。
あと、事前に購入していた万博の公式ガイドブックにあった地図を切り離しておいた。
これがめちゃくちゃ助かったので、地図は物理で持ち歩いたほうが良い。
公式サイトでもダウンロードできるので、印刷して書き込みとかしておいたほうがいいかもしれない。
(スマホでは電池も食うし、サイズが限られるのでやめておいたほうがいいと思う)
https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/map/
あとはホテルの予約。
多分値段が高騰している。
大人一人夕食なし朝食付きで14000円弱だった。
場所は新大阪と地下鉄南方駅の間の東横インだったが、だいぶ年季が入っており、私一人なので良かったけど家族はちょっと。。。という古さだった。
翌日の京都旅行で宿泊した場所はハーベストだったので余計に差を感じた。
宿泊施設と場所はよく検討されたほうが良いと思う。
新幹線の予約にはスマートEXを使った。
初めてスマートEXを使ったが自分で指定したSuicaでタッチで入れるのがとても良かった。
コンセントは付いているのも良かったし、WiFiもあった。
ただ、WiFiは移動中はスマホの通信経由なので接続に時間がかかった。
席に着いたらまずWiFiの利用登録をしておくと良さそう。
万博当日〜ゲート#
万博に行ったのは4/16。当日新幹線で向かい(7:51〜10:20)、新大阪から40分くらいで夢洲に着く。
なんやかんやで11時頃になった。
夢洲駅から直結で万博会場に行ける。
とんでもなく広いゲートなのと11時頃だったのもあるのか、ゲートは10分弱くらいで入れた。
最初に手荷物検査があり、おそらく爆発物とか刃物などをチェックしているようだった(飛行機と同じX線検査がある)。
コンビニと弁当販売所、自販機、水道#
まず、先に腹ごしらえしようと思い、土産屋にある弁当を買った。
値段はそれなり(1500円くらい?)で、味は普通に美味しかった。量は少ない。
コンビニはそこまで混雑しておらずほぼ並ばないレベルなので、中で飲み物や食べ物を買うとしても全然大丈夫。
また、自販機も至るところにあるのと、私は活用しなかったが飲料水が無料?でもらえるところが何箇所もある。
マイボトルを持ってきて、そこで補充していた人がいた人が何人もいたのでお金をかけたくない人はそれがいいかもしれない。
https://www.zojirushi.co.jp/cafe/washer/
ゴミ箱も点在しているので、ゴミを持ち帰らなくてもOKなのは助かった。
係の人が定期的に見回りしているので、ゴミ箱周りも周辺もキレイだった。
事前予約と当日予約#
「事前予約無くても楽しめる」ようなことを謳っているが、それはすべてではない。
観たいところがあるなら、予約は必須である。
予約しなければ入れない所がある上に、すべてが予約できるわけではないので、すべては観られないと思ったほうが良い。
まず、2ヶ月前抽選と7日前抽選、当日予約がある。
私は4/26までの格安チケットを開催直前に購入したため、2か月前は不可。
7日前のでPASONAのiPS細胞だけ予約出来た。
あとは予約できなかったので当日予約に賭けることに。
スマホアプリと予約サイト#
スマホアプリはインストールしたが、正直殆ど使わなかった。
ただ、予約サイトに飛ぶためのリンクを踏むだけに使ったのが殆どだと思う。
そう、スマホアプリでは予約ができない。
予約はWebサイトから行われる。
これが至極使いづらい。
ID, PWのほかに二段階認証としてメールのワンタイムパスワードの入力が求められる。
毎回である。
スマホマスターの諸兄らはもちろんID, PWを保存してメールのワンタイムパスワードくらいはスマホのコピペくらいはすぐにできるだろうが、お年寄りは無理だろうなとわかる。
そしてこのセッションがかなり短い。
1つパビリオンに行ったら、次のときにはセッションが切れていると思ったほうがいい。
ブラウザの戻るでも切れる場合がある。ハッキリいって体験としては最悪である。
また、一番意味がわからないのが、所有しているチケットごとに予約できるできないの分岐があるようで、最初に自分が所有しているチケットの選択が求められる。
私はもちろん一つしかないので、このシステムがわからないとグレーアウトしているボタンをいくつも見ることになり、疑問が浮かんだ。
おそらく複数枚所有している人も予約できるようになっているからだと思われる。
このチケットを選択して、パビリオンの検索までに数ステップあるのが本当に煩わしい。
これだけで普通に1,2分取られるのは覚悟したほうが良い。
そのあとで検索することになるが、観たいパビリオンが決まっていれば検索すればOK。
決まっていないとかなり大変である。
検索ワード必須と言っていい。おそらく50音順なので、「検索」ボタンを押すとアラブかどこかのパビリオンから順番に表示される。
ページネーションが入るので、なんどか進まないと日本あたりは見つからない。
もし見つかったとしても、当日予約には一箇所しか予約出来ないという縛りがある。
妻曰く、昔のディズニー方式らしい。
例えばとあるパビリオンに行きたい!となって予約を見ると、16:40〜だとして、今が12:00ならそれまでは予約無しで入れるところを探すことになる。
なので、当日予約は近い時間のパビリオンをいくつか探したうえで取捨選択したほうが良い。
私は、関西パビリオンの当日予約が17:30-17:45枠が空いていたのでそこを取ったあと、18:00-18:30の事前予約のPASONAのパビリオンに行くことになったのだが、これらは会場が真反対にある。 約500〜600メートルほどを小走りで向かうことになった。
こういうことが発生するということは覚悟したほうが良い。
あと、なんどもログインをすることになり、検索もしまくるので電池がめちゃくちゃ減る。
私はスマホ2台あったのと、モバイルバッテリーが2台あったので余裕あったが、1台でモバイルバッテリー無しで行ったら確実に詰む。
パビリオン#
なんやかんや書いてはいるが、入れたパビリオンは割と多い。
- 三菱未来館(予約なし)→映像作品
- バンダイナムコ(当日予約)→映像作品
- 空飛ぶクルマの展示のみ(予約なし)→空飛ぶクルマの展示
- ロボット&モビリティ(予約なし)→ロボットとモビリティの展示
- 大阪パビリオン(リボーン体験とモンハンは完売)(予約なし)→未来のお風呂(1970年万博
- 関西パビリオン(当日予約)→各関西の見どころ数か所
- PASONAパビリオン(事前予約)→iPS細胞、NatureVerse
私は上記が最低限観たかったのもあり、各国のパビリオンは諦めた。
おそらく予約なしで並べば入れたと思われるが、海外勢がたくさん来ているのもあり、各国のパビリオンは長蛇の列だったから。
他に行きたかったはnullnull, NTT, カプコンあたりだったのだけど全て当日予約すら即時完売していた。
いくなら前乗りで09:00ちょうどに行けばもしかしたらという感じ。
それぞれの感想はさておき、個人的にはPASONAのパビリオンが一番良かった。
やはりiPS細胞の実物はなかなか一般人には衝撃的である。
万博らしく未来を感じた。
あと、iPS細胞のあとにあるNatureVerseも未来を演出する素晴らしい展示だった。
内容はまぁハイという感じではあったものの、展示方法は直方体の全面にディスプレイがある動くディスプレイとプロジェクターによる立体的な演出がかなり良かった。周りの反応も良かった。
パビリオン以外の展示#
パビリオン以外にも見るだけで楽しいところは割とある。
話題の円形の木造物も上にあがれるので、そこに行くだけでも楽しい。
上から眺めてたら、下で嘉門達夫がライブをやっていたので良かった。
各国のパビリオンも単純に建造物として外から眺めるだけで面白いものが多い。
パビリオンほどじゃないけど、各国が雑多に集まった場所が何箇所かある。
そのあたりは行かなかったものの、予約無しで入れるので空いている時間があれば楽しいかもしれない。
移動手段#
基本徒歩だと思ったほうがいい。
なので夏場はかなりきついと思う。
円形の木造物が唯一の遮蔽物ではあるものの、基本的には屋外なので雨とか降ったらきついと思われる(そう言えば初日は雨だったんだっけ??)。
一応、バスがあってそれも2回ほど乗った。バスが一回400円(SuicaでもOK)で1日乗車券が1000円なので、バスで移動したいなら1日乗車券を買ったほうがいいかもしれない。
ただ、バスが走っているのは円形の木造物の外側がメインだし、速度もスピードメーターをみていたが30km/h未満。
つまり、めちゃくちゃ遅い。楽ではあるのだけど、反対側まで15分くらいは余裕で覚悟したほうがいい。
真反対までいくのに大人だけなら歩いたほうが早いと思う。疲れて反対に行くのがだるいなら乗るような感じ。
モビリティがいくつかあり、乗りたかったのだが、残念ながらすべて使用されており使うことは出来なかった。
乗車しているのはお年寄りが多かったので、そういった方に優先的に貸出しているのかもしれない。
自転車タイプもありそうだったが詳細は不明。
大阪を少しウロウロしたのもあるけど、この日の歩数は3万歩弱、総移動距離は20キロ弱になったことだけは留意してほしい。
総じて#
Xとかでまわってくる内容ほど悪くないし、なんだこれということは無い。
それなりに楽しいし、行って良かったと十分感じた。
今度はゆっくり家族と行ってもいいなとも思った。
もちろん課題はあるだろうなと思う(主に予約サイト)。
正直イマイチな展示もそこそこある。
移動も雨天時も大変だと思う。
それでも行く価値は十分ある。
大した事前知識無しで行ってもこれだけ楽しめたので、公式ガイドブックとかで予習するといいかもしれない(買ってたけど、ざっくりしか読んでない)。
総じて、個人的にも良かったし気になっている人は是非行ってみてほしいと思えるものでした。