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3 results for エフェクター
  • きっかけ 大学生の頃に、エフェクターは自作出来るらしいというのを知ってから、いつかは自作したいと考えて10年あまりが経った。 ギターのポットの抵抗やピックアップ交換は何度かやったことあったけれど、エフェクター作りはハードルが高く、やったことがなかった。 そんな折、自分の中で空前の電子工作ブーム(?)がやってきて、先日ジャンクションボックスを作った。今年の年末年始は休日が少なく出来ることが限られるため、元から予定していた家族旅行の他に電子工作に全振りすることにした。 Fuzzを作る いきなり電子工作やるといっても、知識ゼロ、経験ゼロなので、難解なものを作ろうとしても失敗して途中で投げ出さざる負えなくなるのは目に見えている。 そこで、本を購入して、初心者でもいけそうなエフェクターを選ぶことにした。 ド素人のためのオリジナル・エフェクター製作【増補改訂版】 (シンコー・ミュージックMOOK) この本はいかにも初心者向けで、パラパラとめくってみたら、初心者はこれくらい知っておけば音が出るまではいけるくらいのレベルになっていて、しかも取っ付きやすい文章を書く方が書かれていたので即決で購入した。 まずはここに買いてあった「World Wide Fuzz」を作成することにした。 本を見ながら作成したので、回路図的には特に工夫したというところは殆ど無いため、この記事では作り方は省略する。 今回の自作の際に失敗したことを中心に振り返りを書いていこうと思う。 塗装失敗 まず、一番最初にやったのは塗装。 全てを組み立てたあとだと塗装が大変そうなのは素人でも分かったので、穴あけをしたあとに塗装を行った。 最初に紙やすりを持ちやすいサイズに切って、手で頑張って磨いていったのだけど、これが大変に辛かった。手でもってやるもんじゃない。 汚れる、ずれる、綺麗に磨けないなど全くもって効率が悪い。 結局、1時間くらい頑張ったらめんどくさくなって妥協した。 Harimao ハンドサンダー クリップ式 ヤスリホルダー 88×188mm あとで知ったのだけど、ハンドサンダーというのがあるらしいのでそれを使うのが吉。※100均でも売ってた。 そして、塗装はとにかく失敗の連続だった。 乾く前に触れてしまう、カラーの選択ミス、液垂れなど、よくあるミスを全て踏んだ。 塗装はとにかく根気が必要だというのがよくわかった。次は塗装しないかもしれない笑 穴あけ失敗 穴開けは前回のジャンクションボックスで学んでいたので、比較的にスムーズにいった。 マスキングテープで覆い、線を引く。そして、パターン定規で穴のサイズも指定する。また、100均で購入したクランプがめちゃくちゃ役に立って、しっかり固定した状態で穴開けすることができた。 ここまでは最高にうまくいっていた。なんなら自画自賛していた。 全ての穴開けを終え、何度か色を塗っていた際、同じようにエフェクターを自作している人のサイトを見て、mook本を見て悲劇に気がついた。 アルミケースの表裏を間違えていたのだった。 そのまま作ることも出来るけれど、表にネジを止めることになるのでデザイン上微妙だと思い、穴開けし直し&裏の穴はパテ埋めをすることになった。 また、焦りながら穴あけし直しをしたので、新しい穴は位置がずれてしまった。 ミスがミスを呼ぶという負のスパイラルを呼び出してしまった。ミスした時は落ち着くべきだというのは仕事で分かっていたつもりなのだけど。 LED ICチップ壊す 何故か自動で7色に光るLEDを購入していた。 これはICチップが入っていて、自動的に7色に変化する。 抵抗を繋いで7色に自動で変化したときは笑いが止まらなかった。 自分で光らせられると嬉しくて何度も光らせた。 そして、下の失敗につながっていくのだけど、LEDは光るけど音がならない問題があって、色々つなぎ直ししてたら自動で変化しなくなり、1色になってしまった。 ICチップが壊れたのかどうかはわからないけれど、多分チップがおかしくなって、変化しなくなったのだと思う。一応緑色には光るのでそのまま搭載した。 ジャックの仕様の理解不足 まず、LEDをつないだだけのシンプルなボックスの状態で、音出しをしてみたら音がならない。 注文表を見直してみたら、なんとスイッチ付きと書いてあることに気がついた。 私はどうやら、スイッチの方に配線してしまっていたらしく、全て反対側につないだら音がなるようになった。 NEUTRIK ノイトリック フォンジャック NMJ2HF-S あと、ケースにアースが落ちないプラスチックのジャックだったので、アースを別途配線する必要があった。 また、購入したジャックがPCBマウント向けだったので、半田付けが大変だった。ピンの先がPCBに突き刺さるようになっているので複数の配線材を半田するのに向いていなかった。 次はピンの先が穴の空いたタイプ、且つケースにアースが落ちるようなタイプのものにしようと思う。 3DPTスイッチのピンを壊す 3DPTスイッチは9つの小さな穴があるピンがついているので、最初に予備半田をしてから、各配線を通すようにすると簡単に半田付けすることができる。 しかし、先が潰れ気味でいてしかも焦げ付いていた半田ごてを使い続けていたことで、なかなか半田がつかない状態が続いた。そんな状態でスイッチのピン1つに熱を与え過ぎてしまい、ピンが一度半田と一緒に抜けてしまった。 慌てて元に戻したのだけど、今度は奥に沈み込んでしまった。 このままでも使えるかな?と思ってたけど、後にどう考えてもこのピンのせいで音がならない状態になったので、別のピンを使うようにしてなんとかなった。 これもあって元々持っていた半田ごてはお役御免とし、新しいものを買った。※元々30wのものを使っていて、(30wが駄目なわけじゃないだろうけど)電子工作で電子基板を扱うなら20wのものを使うと良いらしい。
  • きっかけ 最近、社内で電子工作をする人が多く、私も感化されつつある。 元々、前からエフェクターを作ってみたいと思っていたところだったので、これは勢いに乗って作るべきだと思い、やってみることにした。 とは言え、学校で電子工作の勉強をしたわけでもなく、電気的知識があるわけでも無いので、いきなり電気回路図から電子工作をはじめるのはハードルが高い。 考えていた所、そう言えば足元のエフェクターボードにデッドスペースがあるのを思い出した。 そのデッドスペースをなくすには、ジャンクションボックスと呼ばれるものを端に設置することで、ケーブルをまとめてIN/OUTをジャンクションボックスに集約することができるというのを最近知った。 回路的にもめちゃくちゃ簡単らしいと分かったので早速作ってみることにした。 買ったもの アルミダイキャストケース onecontrolのジャンクションボックスをイメージしたので、通常のエフェクターより一回り小さいケースを選択した。サイズは数ミリ違う程度でほぼ同じくらい。 電子工作で見かけるケースと若干違うのが、アルミの厚さが違う。 理由は、エフェクターで少しでも外からのノイズを拾わないようにするため、厚めのアルミダイキャストが良いらしい。 あと、電子工作用のものと比べると重いので、足元に置いた際の安定感が違うのではと思う。 800円くらいで買える安いのを買った。ただし、発送元が中国っぽく、到着まで一週間くらいかかった。(発送元がCHINAって買いてあったので) Yibuy 92.5x38.5x31mm シルバー アルミニウム 1590A エンクロージャーギターエフェクトペダル モノラルフォンジャックx4(NEUTRIK NYS2122) ステレオとモノラルがある。LEDや電池などを使わない場合は、モノラルで良い。また、スイッチクラフトでよく見るオープン型とボックス型の二種類がある。 オープン型がよりもボックス型の方が、配線しやすいなどあるらしいが、今回は値段で決めた。 スイッチクラフトのオープン型だと、一個700円くらいしたりするけど、NEUTRIKだと一個160円とかで買える。 配線(BELDEN8503) 配線も特にこだわっていない。どっかのサイトでエフェクター作ってた人が使っていて、千石電商でエフェクター用で、しかも「確実な音圧アップ・音質向上をお約束します。」と書いてあったので買った笑 BELDEN 8503 フックアップワイヤー5色セット 8503-01-5 ステップドリル 電動ドリルと穴あけ用のドリルの先はもっていたので、あとはリーマーかな?と思っていたら、ステップドリルのほうが穴あけが楽だとどっかに書いてあったので、ステップドリルを買った。 【ノーブランド品】 ステップドリル チタンコーティング 3本セット F0790 あとで買い足したものたち。 塗装用のスプレー つやありの黒。金属も対応に入ってたやつにした。まぁこだわらなければ、なんでも良さそう。700円くらい。まぁまぁ高い。100均でも売っているけど、内容量が少なすぎて絶望するので、ちゃんとしたのを買ったほうが良い。(すのこボード作った時に絶望した。) やすり400番 エフェクターの塗装をしている人のサイトを見たら、400番でヤスリがけして1000番で磨くみたいに書いてあったのだけど、東急ハンズにいったら一番細めが400番しか無く、400番だけ買った。40円x3。安い。 マジでこだわる!っていう人じゃなくて、ざっくり塗装ならこれで良いと思う。ツルツルにするなら、ちょっと荒いかも。 センターポンチ(400円くらい) 穴あけの位置を決めるのに使う。※実は買わずに穴あけしたら、やっぱり1,2ミリずれてしまったので後で買い足した。 SK センターポンチ CP-100 マスキングテープ 18mm
    エフェクター 電子工作 Created Thu, 21 Dec 2017 16:44:08 +0000
  • 当選の連絡 先日、仕事中にこんなメールが来た。 お申込み内容を検討させていただきました結果、BREAKTHROUGHツアーにご当選されましたので本メールをもってご連絡いたします。 最初スパムかと思ったのだけど(職業病)、そう言えば酔っている時にツアーの内容をたまたま見つけて、勢いで申し込みをしたのを思い出した。 当たったのはこちらのBOSSの40周年のツアー。 めちゃくちゃテンションがあがったけど、まさか当たると思っていなかったので正直半信半疑だった。 だけど、何度かメールのやり取りがあって、何かの間違いではないことを確信したw 集合とバス 集合場所は東京駅の丸ビル前。 8:10集合とのことで、久しぶりに6:30に起きて支度した。年齢重ねると朝寝てられなくなるって聞いたのだけど、未だに朝は辛い。 受付場所にはでかでかと「BOSS」の看板があり、名前を言ったら、首から下げるネームホルダー(作りがしっかりしているやつ)とトートバッグとスケジュールが書かれた紙とクリアーファイルを渡された。 全部BOSSって書いてあって、この時点で既にテンションがあがりまくったのだけど、おじさんなので静かにドキドキしていた。 そして、静岡県浜松市にあるRolandの研究所に向かったのだった。 バスの中ではサプライズでBOSSの社長が一緒に乗っていたり、他にもゲストの方がいらっしゃったり、BOSS100問検定とかあって、かなり楽しかった。 あと、自己紹介タイムがあって、その時使っていたのが多分mobile cube?で、掴みがうまいなーと思った。 【ACアダプター + キャリングバッグ付】Roland/ローランド MOBILE CUBE スピーカー内蔵多目的小型ステレオアンプ 到着と立食パーティー 休日の東名高速なので混むかな?と思ったけど、予定より早く研究所に到着した。 ROLANDの研究所の入口で、BOSSの人たちが出迎えてくれて最高だった。 到着がお昼で、最初に立食パーティーがあり、BOSSの開発者の方々とお話ができた。 私が話しを聞いた方はPMをされている方で、めちゃくちゃ面白い方だった。 DR-01Sの話で、アコギをモチーフにしているよとか、最後の文字が小文字っぽく見えるけど実は大文字だよとか、コンセプトを決めた時の話とか、普段聞く事の出来ない話をしてもらうことができた。 途中バスで実施した100問検定の上位15名へのプレゼントがあり、偶然にも上位者に入ることができ、6mのシールドを頂いてしまった。最高。 ちなみに当選者発表時のドラムロール音を鳴らすのに、RC-3を使ってて、みんなテンションあがってた。流石としかいいようがない。 BOSS Loop Station RC-3 DS-1の製作 DS-1の製作キット?を使って、参加者全員で自分のDS-1を製作するというのがあった。 BOSSのエフェクター作成とか、BOSSの開発者しかできないので、みんなでワイワイしながら作った。 しかも、製作出来た順番でシリアルまで振ってくれて、私は40人中で10番目(キリ番〜)になったので、2017FAN10というシリアルを振ってもらえた。 動作テストもやってもらえて、こんな貴重な体験は他では絶対味わえないし、なにも言うことができないほど感動した。 BOSS Distortion DS-1 無響室とスタジオ アンプなどの製作で使っている、音が響かない部屋の無響室と、動画の編集で使っているスタジオを見学できた。 スタジオでは、見たことが無い機材が多数並んでいて、かなり年代ものの今では使っていない機材とかも見ることができた。 無響室という部屋についてはちょっと前にたまたまTwitterで見かけていて、常人は45分耐えられないという記事が出回っていてそれを見て、誇張しすぎでしょって思ってたのだけど、Rolandの無響室に入った瞬間、違和感がすごくてたしかに長時間は耐えられなそうだと思った。(音がなさすぎて平衡感覚が失われる?らしい。) とても貴重な体験が出来たと思う。 Rolandミュージアム見学 歴代の機材が並んでいて、それを見られただけでも楽しかったのだけど、アンプの開発者の方に開発秘話とかを聞くことができて見学時間はあっという間に過ぎてしまった。 JC-120のリベットは千両箱がイメージされているらしい!へぇー! あとは技アンプとかの開発秘話とかも聞くことができた。 ゲストの方の生演奏 プロの方がツアーにサプライズゲストとして参加されていて、これまたサプライズでDS-1を使って、生演奏をしていただいた。 小さなコンサート会場のような場所でプロの演奏を聴くことができて、なんとも贅沢な時間だった。 頂いたもの ネームホルダー トートバッグ クリアーファイル 6mシールド DS-1ピンバッジ 40thアニバーサリーTシャツ Rolandのボールペン DS-1 CD 本当に夢のような時間で、あっという間に過ぎてしまった。
    boss roland エフェクター Created Sat, 09 Dec 2017 15:59:54 +0000