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for バックアップ
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うちの会社には事業の一つとして、レンタルサーバー事業のインフラ周りの運用や構築があります。 運用は私が率先として実施しているので、よくこんなお問い合わせを受けることがあります。 – ユーザーさんからある宛先にメールしたけど、届いていないようだから調査してほしい。 – メールがエラーで返ってきてしまった。 – 迷惑メールが大量に送信されている可能性がある。 – メーリングリスト宛に送ったら、一部の宛先にとどかない。 などなど、今回はメールだけ書きましたが所謂レンタルサーバーにありがちなお問い合わせが多数上がってきます。 調査するときはとってもアナログでそれぞれのサーバーにログインして、シェルのワンライナーをコピペしまくるわけです。 とっても非効率なので、なんとかならないものかと調べてたところfluentdにたどり着きました。 そこで、まずはログを集約して、perlなりシェルスクリプトで調査を楽にすることを目的として検証することに。 これがとても便利で、かなる簡単に導入することができるのがわかり、本番サーバーの幾つか限定して導入してみました。 容量に余裕ありまくるバックアップサーバーを受け口として、ログを転送させてみてます。 fluentdはリアルタイム性が低い代わりに、サーバー負荷を減らし、ある程度バッファにためてログを転送してくれます。 これはインフラエンジニア的にはすっごい助かりますね。iowaitで死んだとかたまにあるので、ログ集約で負荷とかかけたくないですし。 実際に動作みてもイイ感じです。 バッファためるので本当に取れてるか不安になりますが、ちゃんと取れてます。 はい、その通り。 できたらmongodbにつっこんだり、elastic searchに渡してkibanaで表示させたりしたいですが、まずは集約して使ってみることですね。 細かい話しはいずれ。 以上です。
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詳解MySQL 5.7 止まらぬ進化に乗り遅れないためのテクニカルガイド 概要 他にも書いている人たくさんいるけど、別名でリストアとかってあんまり書かれていないので、テストして残しておこうと思います。 テストケース1:mysqldumpで特定のデータベースをバックアップして、別名でリストアしてみる。 まず、testdb01というデータベースを作る。 そして、t_nameというテーブルにid4までのデータをインサートする。 その後、下記コマンドでtestdb01だけdumpを取得します。 # mysqldump -u root -p testdb01 > testdb01.sql つぎに、testdb02という新しい空のデータベースを作成し、testdb01を更新してみる。 その後、 # mysql -u root -p testdb02 < testdb01.sql その結果が以下の通りです。 mysql> use testdb01; mysql> select * from t_name; +------+-------+ | id | name | +------+-------+ | 1 | hoge1 | | 2 | hoge1 | | 3 | hoge1 | | 4 | hoge1 | | 5 | hoge2 | +------+-------+ 5 rows in set (0.
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最近ではとても数えきれないほどのクラウド型のオンラインストレージがあります。 私自身は正直5GBとかだけのオンラインストレージに価値を見いだせず、ほとんど使用していなかったのですが、 オンラインストレージの活用方法として、「サーバーからマウントして、データをバックアップ」という方法があることを知りました。 イメージ的にはAWSのS3とかみたいに、WebサーバーとかからS3をAPIを使用してマウントして、ストレージとして 使うみたいなのだと、人によってはイメージしやすいかもしれません。 今回対象として選んだのは「BOX」 https://app.box.com/login 無料で10GBまで使用できるし、ほかに使用する予定もないのでバックアップストレージとして使えるか検証してみました。 まず、サーバーから使用するので、どうやって自動化するか。 BOXとして専用のWEBUI以外にサポートとしているのはFTPとWEBDAVだそう。 FTPで都度アップロードしても良いのですが、WEBDAVでマウントできればrsycnコマンドなどで差分バックアップができるので、そちらで探してみました。 そしたらやはりいました。 CentOS6.4からWEBDAVでBOXをマウントされている方が。 http://doroidpanic.com/?p=646 こちらの方の情報を参考にしつつ、自分でやってみました。 いかが作業手順です。 ※事前にepelのレポジトリを導入しておく。 [root@]# yum install davfs2 [root@]# mkdir /mnt/box [root@]# cd /etc/davfs2/ [root@]# cp -p davfs2.conf davfs2.conf.`date +%Y%m%d` [root@]# vi davfs2.conf # use_locks 1 use_locks 0 [root@]# cp -p secrets secrets.`date +%Y%m%d` [root@]# vi secrets ※以下追記 ### BOX https://dav.box.com/dav メールアドレス パスワード [root@]# cp -p /etc/fstab /etc/fstab.`date +%Y%m%d` [root@]# vi fstab ※以下追記 ###BOX https://dav.box.com/dav /mnt/box davfs defaults 0 0 [root@]# mount -a [root@]# df -h ※以下があればOK Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on https://dav.