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  • 会社で@adachin0817にオススメされたのでせっかくなので通勤時間を利用して読んでみることにした。 200Pあまりなのだけど、最近読書力が下がってきていたので、通勤時間だけだと中々読むスピードがあがらず、結局1週間くらいかかったと思う。 しかし、内容はとても素晴らしく、何年も前に書かれたものだけど今でも活きるものばかりだった。 電車内で読んだのでほとんどメモが取れなかったが、取れた範囲で感想を書いていってみる。 1人で仕事をするほうがリスクが高いということだ。誰かと一緒に仕事をすると、アイデアを盗まれたりバカにされたりしないかと不安になるかもしれないが、間違ったことをして時間をムダにすることを不安に思うべきだ。 仕事は常にオープンにし、みんなにみてもらって、より良いやり方やコードがあれば教え合う。 まずそうなことがあればストップをかける。 確かにそうすれば、ポジティブなこともネガティブなことも、常に改善して良い方向に進んでいくはず。 一人でやることが悪いわけではないが、チームでやっているのであれば、チームみんなで協力しあえたほうが良いのはその通り。 HRT humility謙虚 respect尊敬 trust信頼 これは本当に大事。 結局、仕事は対人間同士のやり取りが多くを占める。相手を蔑んでマウントを取り合うようなことをしていれば、どんどん人々はリタイアしていって、そこに残るのは一人だけになるのだと思う。 そうならないように、日々お互いを信頼し、尊敬し、常に謙虚であることで、チームプレイが加速していくのだろう。 きっと夫婦間でも大事なのだろうなと、最近ひしひしと感じてます笑 他の人があなた(とプロジェクト!)に恩恵をもたらしてくれると心から信頼し、自分がバカだと思わないことである。 君は君の書いたコードではない。 出したプルリクエストに厳しいコメントが返ってくると、ショックだったりすると思う。 レビュワーだったら、HRTを大事にして、コメントの文言を選んで書くべきだろうし、レビュイーだったら、そのコメントに一喜一憂するのは非生産的だ。 コメントに書いてもらったことはポジティブに捉えて、プラスになるよう改善していくと良さそう。 リーダーシップパターン 多くの場合、適切な答えを知るよりも、適切な人を知るほうが価値がある 長く勤めているとわかってくるのだろうけど、とある事象について詳しいのはAさん!みたいなのを知っておくと、トラブルがあったときや、新しい何かをはじめた際に物事が円滑に進みやすくなるというのは良くわかる。 今のチームのリーダーも、これは○○さんが詳しいということを教えてくれるので、ありがたいし、こうゆう情報をインプットしておくのも大事なんだろう。 同じ失敗を繰り返さない限り、失敗によって多くのことをすばやく学べる ポストモーテム これはSRE本でも取り上げられていたGoogleらしい取り組み。 失敗から学ばないのは悪い習慣だけど、失敗することが悪いわけじゃない。 失敗した結果、得られることは膨大な知識と経験になるはずなので、ちゃんと振り返る。 失敗から学ぶというスタンスで振り返りを行うのはめちゃくちゃ良い取り組みなので、個人だけでもやろうと思うし、チームでもやっていきたい。 4章 有害な人に対処する 排除するなはあくまでも振る舞いであり、特定の個人ではない。 なかなかインパクトのある言葉だけど、余程チームに悪影響を与えていてみんなが辟易していない限り、その人を排除したいとは到底思わないだろう。 だからこそ、それを指摘するのに、その人を否定するような言動は避けるべきというのはとても同意出来る。 その人に改善を促すように努めることで、もしかしたらその人は気がついていないかもしれないし、言葉で伝えることで自分の考えも伝わりやすいかもしれない。 ほかにも、たくさん良い言葉があったし、「そうそうそれそれ〜」とつい共感してばかりだった。 まずは、今日メモしたことを念頭におきつつ、日々実践していきたい。 ちなみに、人に比べて技術書の読書量が多くないのだけど、個人的にはとても響いた本の1つだった。 まだ読んだことが無い方がいればオススメです。 Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
    Geek Google SRE Team 書評 Created Wed, 01 Aug 2018 16:13:39 +0000