概要

Ubuntuをデスクトップ機として使うようになって1年半くらい経った。
かなり快適でたまにツラミという感じになってきたので、そろそろ普段使っているツールを軽くまとめておこうと思う。

ブラウザ

普通にChromeが使える。ドラッグアンドドロップでGoogle Driveにファイルがアップロードできないのが謎なくらい。
あと、Chromiumをなんのけなしに使ってみようと思ったら、動作が死ぬほど重かったのでやめた。

プリンタ周り

下記でも書いたのだけど、プリンタドライバーは普通にLinux対応していることが殆どなので難しいことはあまり考えなくても使える。
Ubuntuでも印刷したい

表計算やドキュメントソフト

読み取り専用でLibreOffice。自分で何かを作るときはGoogleDocsかSpreadSheet、Slideを使うようにしている。
やはり、LibreOfficeだと崩れることがあるので、共同編集には使っていない(とは言え見るだけなら昔ほどでは無い気もするけど)。

エディタ

VSCode。気が向いたらターミナルでVimを使う。

ターミナル

デフォルトのターミナル。tmuxで画面分割しているので、特に追加機能が不要なので事足りている。

メディア再生

VLCメディアプレイヤー。言わずもがなという感じ。最近は音楽をPCで流すということがYoutube以外なくなってきたので、あまり使っていない。

メール

Gmailなのでブラウザ。ThunderBirdがデフォルトで入っているけど使ってない。

ブラウザまとめ系?アプリ

Franz。tweatdeckとかChatworkとかに使ってる。不満は特に無いが、Slackでブラウザのバージョン警告が出るようになった。

Slack

Franzで警告が出るようになったので、Slackは個別に入れている。これもLinux版が普通に動く。

Notion

NotionもUbuntuソフトウェアにあるので、それを使っている。ただ、ブラウザから使うのと大差ないのであんまりいらないかも。後述のAlbertで呼び出しやすいのでそのまま使っている気がする。

Docker

そのまんま。特に何不自由なく使えている。デスクトップのCPUはAMDだけど、今の所困りごとは無い。

パスワード管理

enpass。これはMacでも使っているし、Linuxでも使えるので便利。自動入力の方法はわかっていないので、普段はChromeのパスワード管理を使いつつ、Chromeのパスワード管理だと難しいフォームだったり、備忘録をenpassにまとめている。

ランチャー

Albert。macOSのAlfred的なやつ。絵文字を探して貼り付けるときと、アプリの起動のためだけに使っている。あと、Chromeのブックマークからリンクを呼び出せるので、その拡張も使っている。便利。
自分でPythonでスクリプトが書ける。

画像編集

glimpse image editor。GIMPが定番だと思うけど、どこかのサイトでオススメされていたので使っている。
主に簡易的なモザイク追加とかトリミング用途のみ。動作がGIMPより軽いので個人的にはこちらのほうが好み。

kindle

kindleは残念ながらLinux版がないので、Wineを入れて使っている。フォントが対応していなくて豆腐になるので、別途設定したりしなくてはいけず、ちょっと苦労した割にはあんまり使っていない。
Wineなので快適〜!とまではいかずとも普通に読むことはできる。

Remote Desktop

Remmina。接続先を保存もしておけるし、クリップボードで同期できる。普通に便利。

SFTP

FileZilla。macOSで使っていたので。ほかは知らない。感覚的に使えるから便利。GUIが不要な単発ファイルのときはSFTPコマンドを使ってる。

画面分割

GNOMEがデフォルトでキーボードショートカットで画面分割ができるようになっているので特にソフトは不要。ただ、自分はワイドディスプレイを使っているので3分割したいな〜と思ってる。

iPad

最近のiPadは、特にiTunesとかなくてもmacOSはもちろんのこと、Linuxにつないでも特になにもしなくても認識してファイラーが起動する。
そのためPDFファイルとかをコピーすればiPadで読めるので大変に重宝してる。

フォント

フォントはttfファイルとかをホームとかシステムとかのディレクトリに突っ込めば使える。GUIは基本一般ユーザーなので、ホーム配下で良いと思うのだけど、最近明らかにドット始まりのディレクトリの数がめちゃくちゃ多くなってきていて気になってる…。

構成管理

dotfilesとAnsible。だが、、最近ちゃんとメンテしていない。。(だからまとめておこうと思った次第…)

テーマ

gtk-tweaksというのを使うとカスタムテーマを適用することができるので、それを使っている。(昔はgtk-tweak-toolsだったようだが今はgtk-tweaksに統合されている)
適当にUbuntuのテーマを探してインストーラーを実行したら、あとは好きなアイコンを設置してあげれば、好みのテーマが適用できる。

困りごと

ここまで書いてきて全く困ったことが無いかというとそんなことはなく、例えば最近下記のようなことはあった。

Ubuntu22.04にアップグレードしたらサウンドが死んだ

バージョンアップでおかしくなったのは間違いないが、しかしバージョン個別の問題ではなく、昔から同じようなことはあったようなので環境要因が高いと思われる。
あとは、やはりどうしてもWinとMacしかバイナリが無いなんていうときは困る。

総じて

どうしてもLinuxデスクトップじゃないと出来ないのは、上述の通り、WinやmacOSにしかバイナリが提供されていないデスクトップソフトウェアがあったとき。
Wineを使っても動かない場合があるので、そんなときだけmacOSを使ってる。
あとは、普段は特に不満なくという感じ。

なぜUbuntuを使うのか?と言われると、WinやmacOSと比べると考える対象がシンプルで、サーバー機と基本感覚は同じように扱える所かなと思っている。
例えば普段WindowsのGit bashだったりWSLのUbuntuに入れば別世界に入った感覚になるが、それらと比べるとUbuntuからDebianのコンテナにbashでアタッチしても違和感が無い。
手もとのデスクトップ環境とコンテナやサーバーとの環境差分が少ないと、コンテキストスイッチが少ないしので、トラブルシュートに対する障壁が下がる。
もちろん、個別に覚えたり調べたりしなくてはいけない点は基本変わらないが、それもまた一興だし、単に勉強になる。

というところで、Ubuntuデスクトップをメインとしつつ、macOSも好きだし、Winも好きなので、macOSはM2が出たら現行機をリプレイスするし、Winも11になって個人的にAndroid動かしたりしながらうまく活用したいので、良きタイミングで揃えていきたい。

※Ubuntuデスクトップユーザーさんにはオススメのツールを教えてほしいです。

Deskmini X300とRyzen7Pro 4750GでデスクトップPCを組み立てた

新しいMacBookを使うために最低限やったことメモ

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