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妻から2年位前に渡されて、やっと読んだ本です。 カイジを題材に、経済学の観点から、お金に対する防御の仕方が書かれています。 経済学の観点とはいえ、漫画のカイジで例えられているので口語的な表現が多く、大変読みやすいです。 250ページほどありますが、早ければ1〜2時間程度で読み終えてしまいます。 また、借金をすることや、クレジットカードを使うこと、投資や利子、利息などの考え方に対するリスクがわかりやすく書かれており、知っているような気がしても改めて読んでみるとなるほどと思うことばかりでした。 最後の章で、専門的な知識を得ることも大事だけど、世の中の変化に対応できるようになることが大事であることが書かれており、大変目からウロコでした。 エンジニアである私にとって専門性を大事にしていくことには代わりはありませんが、それだけではなく、IT業界という変化の激しい世界で、対応していけるような知識を身につけていくことも大事であるということを改めて認識させてくれた素晴らしい本です。 世の中お金を増やすことばかり書かれている本が多い中、お金のリスクについてを中心に書かれた本で、とてもためになるのでおすすめです。 以上。経済学 Created
27 Mar 2016 -
池上彰さんの書籍シリーズです。 過去に読んだ書籍と重複する題材もいくつかありましたが、お陰で理解度が深まったように思えます。 とくになぜバブルが起きたのか、リーマンショックとは?サブプライムローンとはなどがわかりやすく説明されています。 「池上彰のこれが世界のルールだ!」も読みましたが、ここでも同様の内容がとりあげられていますが、「やさしい経済学」の方が詳細が書かれているように思えます。 この本を読んでみると、何故あれほどまでにと東京オリンピックを誘致したかったのかがなんとなくわかる気がします。 バブル経済は30年に一度起こっているようです。 日本のバブルといえば1990年前後、それから丁度30年後が東京オリンピック開催年周辺になります。 東京オリンピックが開催するのが決定している今、東京では建設ラッシュがはじまってます。 サブプライムローンもバブルも、いずれも住宅の過剰な高騰により引き起こされているものです。 東京オリンピックによってデフレ改善を期待しているのかも?とか、また住宅バブルは引き起こされるのでは?とかこの本を読んで、少し考えるようになりました。 だからと言ってすぐに何ができるわけではありませんが、将来マイホームを買おうと考えた際に、学んだことを活かせればなと感じました。 以上。池上彰 Created
27 Mar 2016 -
池上彰さんが書かれた政治の本です。 池上さんの本は何冊か読んでますが、相変わらず分かりやすく、読みやすい内容です。 政治や宗教に疎く無学なまま大人になり1児の父親になった身としては、社会や政治のことを知らないのと子供に世の中のことを教えてあげることができないと感じ、最近少しづつ勉強をすることにしました。 その一端で、手をつけやすかったのが池上さんの本です。 下手をすると、小学生でも理解できるレベルの内容かもしれません。 それでもしっかりとした内容で、とりあえずこれさえ読んでおけば、ニュースで取り上げられることの幾分かは理解ができると思います。 また、他の書でもそうですが、章が比較的多く、細かく分割されているので集中が途切れても内容が中途半端な状態で終わるということが少ないです。 私のように、とにかくちょっと知ってみたいというレベルの人にはうってつけの本だと思います。 以上池上彰 Created
15 Mar 2016 -
概要 ヒストリエは寄生獣で有名な「岩明均」の作品。 紀元前4世紀のギリシアやマケドニア王国・アケメネス朝ペルシアを舞台に、古代オリエント世界を描いた作品。マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官エウメネスの波乱の生涯を描いている。 (Wikipedia引用) 感想 1〜9巻の既刊までを一気読みした。 寄生獣を観たことがある人ならわかると思うが、残酷なシーンが随所に登場する。ただ、作者特有の話の展開の良さがにじみ出ている作品だと思う。 高校では世界史を選択したけど、もう全然覚えていなくて、それでも面白い内容だなと感じた。 9巻までしかでておらず、去年から10巻がでていないようなので漫画としては幸先が不安だけど、新刊が出るのが楽しみな作品の一つ。Created
11 Mar 2016